草抜き後の雑草の処理の仕方は?除草した後にするべき雑草予防策

草抜きをしてキレイにしたのに抜いた後の雑草の処理に困っている方は少なくないではないでしょうか。たしかに、草刈り機などの道具を使用した場合であれば、大量の雑草があるため処理に悩む方もいらっしゃるでしょう。雑草の処理は注意しなければ法律違反になってしまうこともあるため、適切な知識を持って処分する必要があります。そこで今回は、雑草の処理に困っている方に向けて、雑草を処理する方法をご紹介します。

1.雑草を抜いた後処理する方法

1-1.地面に埋める

雑草を抜いた後の処理の一つとして地面に埋める方法があります。抜いた雑草を乾燥させて水分を抜き取った状態のまま地面に埋めることで、また生えてくることがなく、処分できます。土に埋めることで堆肥にすることができるので、環境に負担をかけることなく、地球にも優しい処分の仕方にもなります。野焼きにして燃やしてしまうことは法律では禁止されているので、自分だけで処分する際には埋めるようにすることが良いでしょう。

1-2.可燃ゴミとして処理

もう一つの雑草の処理の方法は、可燃ゴミとして処理をするものです。少しお金はかかりますが、一番手間がかからず、楽にできるのでオススメです。可燃ゴミとして処理する際は、雑草を乾燥させることで、多く袋に詰め込むことができ、費用を安くすることができます。しかし、どうしても量が膨大になってしまう場合は、値の張る費用がかかることになるため、自分の手でどうにかなるレベルの量であれば自己完結させる地面に埋める方法が良いでしょう。

1-3.調理して食べる

最後に雑草を処理する方法としては、雑草を調理して食べることです。雑草の中にはタンポポやヨモギ、ユキノシタなど調理することにより食べられる草がいくつもあります。大量の草を刈り取ってしまったときは選別するのに時間がかかりますが、処理したくさが少ない量であれば、食べて処理するのもオススメです。栄養素の高い雑草もあるため、健康に良い効果も期待できます。泥のついたものや毒を持つものもあるので、調理する際には気をつけるようにしましょう。

2.抜いても抜いてもすぐに生えてくる雑草

2-1.スギナ

雑草の中で抜いてもすぐに生えてくる雑草の一つに、「スギナ」があります。スギナは寒さに強く、地下深くに根を下ろしている植物のため、とても駆除のしにくい雑草になります。また、地面奥深くにあるスギナの根を切り取ったとしても、切断された部分から芽吹き、分裂して増えていくことにもなるので、除草の際には根っこまでしっかりと抜き取って、除去するようにしましょう。

2-2.ドクダミ

次にすぐに生えてくる雑草は、「ドクダミ」です。ドクダミもスギナと同様に繁殖力の高い雑草の一つで、どれだけ抜いたとしても地下に根っこがある限り、何度も成長して地上に芽を出し始めます。駆除する際は、根っこごと根絶やしにするために除草剤や熱湯を用いてドクダミを退治することがオススメです。

2-3.ヨモギ

「ヨモギ」もすぐに生えてきやすい雑草の中の一つです。ヨモギは地上部に生えた箇所を枯れさせても何度でも生えてくる雑草です。根に溜め込んだ栄養分を利用して再生するため、その生命力から冬を越すこともできます。地下に根を下ろしているヨモギは通常の草むしりでの除去では限界があるため、除草剤や業者に頼んで駆除してもらうことが望ましいです。また、ヨモギは食用の草でもあるため、調理することで食べることも可能です。

3.雑草の再発を防ぐためには

3-1.砂利をまく

雑草の再発を防ぐためには、砂利を撒くことが有効な手段になります。雑草は日光を浴びることで成長し、芽を出し始めるため、草を抜いた後に砂利を敷き詰めることで雑草の再発を防ぐことができます。3?5年の間は雑草が生えることを防ぐことができますが、土が見え隠れするぐらいになると、徐々に草が生え始めるようになるので、定期的な確認が必要となります。

3-2.防草シートを使用する

防草シートを使用することも雑草の再発を予防するためには最適です。防草シートは雑草を生えなくする効果が期待できるシートのことを指します。草を生やしたくない場所に防草シートを敷くことで草の再発を防ぐことができます。これから草むしりにかかる時間を少なくすることができ、虫の被害も軽減することができるので、防草シートを敷くことは効果的な方法です。

4.まとめ

雑草は処理した後でも、日光さえあればすぐに生えてきます。草の再発を防ぐためのアフターケアをすることで草に悩まされることも少なくなるので、草の処分の後は予防策を講じるようにしましょう。株式会社3WINでは草むしりに頭を抱える方に丁寧な除草サービスを提供しています。草を生えてこなくするための対策も行えますので、気になって方がいらっしゃいましたらお気軽にお声掛けくださいませ。